【肝臓がんの症状・検査・治療|部位別がん情報】

肝炎ウイルスと関係の深いがん

肝臓がんの死亡件数は男性で4位、女性で6位。

 

肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、病気があっても自覚症状がなかなか出ず、症状が出た時は手遅れということも多いです。

 

中高年になったら、意識する必要があります。

 

死亡リスクの高い、この危険ながんについてまとめました。

 

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肝臓がんの種類

肝臓がんはまず肝臓に最初にできる「原発性肝がん」と、他の臓器のがんが転移した「転移性肝がん」に分類されます。

 

原発性肝がんは9割が「肝細胞がん」で、残りの1割を「胆管がん」といくつかの珍しいがんが占めます。

 

「転移性肝がん」の転移元はあらゆる可能性が考えらますが、実際に多いのは消化器系(大腸、胃、膵臓)がん、乳がん、婦人科系(子宮、卵巣)がん、腎がん等です。

 

肝臓がんのリスク要因

肝臓がんは主たるリスク要因が解明されているがんのひとつです。

 

それは肝炎ウイルスの持続感染で、慢性の炎症により肝臓の線維化が進行し、最終的にがんを発生させる場合があります。

 

大量飲酒と喫煙はリスクをさらに高めます。

 

肝炎ウイルスはいろいろな種類がありますが、肝臓がんと関係しているのはB型肝炎とC型肝炎です。

 

年齢的には40代後半からが多いです。

 

肝臓がんの予防

発生要因が明確なだけに、他のがんよりはっきりした予防法があります。

 

まず、このウイルスに感染しているかどうかを知ること。

 

次に肝炎を起こしているのか、無症候キャリアなのかを知ることです。

 

感染していれば一般の人よりリスクが高く、肝炎になっているならより高いです。

 

高リスク者は、抗ウイルス治療を受けること、飲酒や喫煙を控えることなどで、リスクを下げられます。

 

また、検査を普通の人より高頻度で受けることで早期発見が可能になります。

 

肝臓がんの症状

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期には病変があっても自覚症状がでません。

 

腹部の圧迫感や痛みなどの症状が出た時はかなり進行してしまっていることが多いのです。

 

他には肝硬変に伴う症状として、黄疸や倦怠感が出ることもあります。

 

肝臓がんの治療

がんと周辺組織を切除する手術が主流で、開腹手術になることが多いです。

 

肝硬変が進行しきっている場合は、別の人からの肝移植となります。

 

早期ステージの場合は、もっと体の負担が軽い方法もいくつかあります。

 

例えば、お腹の皮膚の上から穿刺して薬液を注入したり、焼灼する方法。

 

また、動脈を人工的に塞いでがんへの栄養を遮断する冠動脈塞栓療法もあります。

 

放射線治療や抗がん剤治療も補助的に援用されます。

 

肝臓がんの検査

超音波(エコー)検査、CTやMRIなどの画像検査と腫瘍マーカー検査を組み合わせて判定します。

 

腫瘍マーカーとは特定のがんがあると血液中で増加する物質で、血液検査で含有量をチェックするものです。

 

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